真昼の情事/官能小説

  ミルク宅配便

                        蛭野譲二

   6.欲求不満の日々


  
 結局、坂崎クンとは、ウチに上がって貰って母乳入りのコーヒーを飲んで貰うだけの関係が二週間ほど続いていした。

 一方、夫は仕事が忙しいらしく、二週続けて家に帰らずじまいでした。

 電話では何度か会話をしていて、夫婦の関係が疎遠になっていたわけではありませんが、私の身体の方は、欲求不満に輪が掛かっていました。

 そんな、状況でしたから自然オナニーの頻度も増えしまいます。夜は毎晩のこと、ここ一週間は昼間にもアソコを直に弄っていました。

 実は、この二週間というもの家の中では、ほとんどショーツを着けずに過ごしていたのです。男の人は解らないかもしれないけれど、夏場のスカートの中っていうのは本当に蒸し蒸ししてるんです。あまりクーラーを回さないこともあって、ノーパンの快適さが病みつきになってしまったのです。

 おかげで、ひとりエッチが直ぐに出来るようになっていました。これも暑さの関係でミニスカートばかり穿いていましたので、スカートの中に手を入れるのも簡単です。

 さすがに昼間から器具を出してきてするのは、気が引けたので、指でお豆を弄ったり、中指を中に入れて掻き回したりしてました。

 でも、この日はもっと刺激が欲しくなって、人差し指と中指の二本を入れて、親指の先でクリちゃんを刺激するようにしました。どんどん高ぶってきます。

 もう我慢でず、何かを入れたいと思いました。リビングに居ましたから、キッチンの方に立ち、適当な物を物色します。

 最初は、擦りこぎを出してみたのですが、手に握ってみるとちょっと太過ぎるのでやめました。

 その時、閃いたんです。

 「そうだ、キュウリ!」。

 私は冷蔵庫の中に残っていたキュウリを一本取り出しました。握ってみると太さは丁度良さそうです。ただ、イボイボが尖りすぎてるかもしれないと思いました。

 そこで水道の蛇口をひねり、手でしごくようにして、少しきつめに洗いました。

 水を切ったキュウリは何とも言えぬ嫌らしさをそそります。

 再び椅子に浅く腰掛けると、キュウリをあそこにあてがい、ゆっくりと挿入しました。冷たいモノが入ってくる感じが不思議です。幸いイボイボは痛くありませんでした。むしろ、その擦れ具合は、強い刺激になって私の快感を呼びます。

 手に握ったキュウリを出し入れし、次第にその往復運動を大きくします。

 もう、夢中でした。激しく出し入れすると、一気に上り詰めてしまいました。


 放心状態から醒めた私は、椅子から立ち上がろうと前屈みになりました。スカートは完全にずり上がっていました。椅子に直接着いていたお尻は、もうべちょべちょになっています。

 立ち上がってみると、椅子の下のフローリングにまで粘液が垂れ落ちていました。

 お尻と椅子の上をティッシュで拭い、床を雑巾で拭いていると、娘が泣き出しました。

 私は、お乳を与え、おしめを替えてあげました。

 ふと、時計を見るともう五時近くになっています。急いで買い物をしなければなりません。

 子供は、また眠りについていたので、簡単に一人で買い物を済ませることにしました。六時頃には宅配便が来る日です。

 この日着ていたスカートはミニはミニでもそれほど極端なものでではなかったので、服は着替えず、ブラウスとスカートだけ整え玄関を出ました。まだ外は、むっとする暑さです。

 エレベーターを降り、マンションの前に出たときです。パンティーを穿いていないことを思い出しました。家の中でのノーパンにもう慣れっこになっていたんだと思います。

 よっぽどウチに戻ろうかと思ったのですが、宅配が来る前に家に戻っていなければならないので、そのまま買い物に行きました。スーパーは歩いても十分とかからないところにあります。



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