真昼の情事/官能小説

  ミルク宅配便

                        蛭野譲二

   10.彼のアパートで


  
 その後も何度となく坂崎クンと関係をしました。

 暫くは、週一くらいに我が家でしていましたが、ご近所の目もあるので、彼が休みの日に彼のアパートへ行くようになりました。

 坂崎クンのアパートはバス一本で行けるところだったので、子連れでも都合がよかったんです。

 彼の部屋を訪れるときは、何時も膝上くらいのスカートを穿いて行きました。本当は、もうちょっと刺激的な格好で彼を喜ばせたいとも思ったのですが、瑠美を連れているので不自然だし、彼のご近所には「姉」と言うことにしようと口裏を合わせていたので、そうもゆきませんでした。

 でも、逆に子連れだったんでエッチをしに来たのはバレ難かったと思います。

 お土産代わりに、スーパーで買ったりしたものや、私の造ったおかず類をタッパーに入れて持って行たりしました。

 彼は、そんなちょっとした手料理みたいなものを喜んでくれるのです。

 部屋に上がり込んでも直ぐには、させてあげませんでした。

 こちらが飢えてるところを見せると、はしたない様に思えましたし、彼に主導権を取られてしまうようにも思えたからです。

 その前にすることは、瑠美にオッパイをあげることです。

 家でオッパイをあげてしまうと、娘は直ぐに寝てしまうことが多いので、家では与えず、彼の部屋で飲ませるようにしてました。

 そうすれば、瑠美が寝ている間に彼との時間が十分にとれます。

 そのため、彼の部屋に来たときは、何時もオッパイがパンパンに張っている状態になっていました。瑠美が泣かないように一時間くらい前に白湯を少しだけ飲ませていましたから、四時間くらいはお乳を搾っていないんです。

 彼が見ているのを承知で、私はオッパイを剥き出しにします。

 そのまま飲ませると瑠美が咽せてしまうので、初めに少し母乳を手で搾ります。

 こんな時はたいていコップに搾るのですが、たまにスーパーでコーヒーゼリーを買ってきたりしました。

 ゼリーを持って来たときは、その上に生ミルクをたっぷりと注ぎます。

 母乳の迸るジュージューという音が狭い室内に響き、ちょっと恥ずかしいのですが、彼の気分を盛り上げる効果もあったと思います。

 容器の縁一杯までミルクを満たしたゼリーを坂崎クンに渡して食べてもらい、その間に授乳をするようにしてました。

 彼が食べ終わっても、私はまだお乳を与えています。ここからが二人の秘め事の始まりです。

 私は娘にお乳を一生懸命与えてる振りをしながら、徐々に膝を崩してゆきます。一応ミニ丈のスカートは少しずつ捲れ揚がり白い太股までが露出していました。

 そして、さらに膝を開き気味にするのです。

 ほぼ正面を向いている彼からは、太股の奥までが見え始めているはずです。

 無言で私を見つめている彼の股間は、もうポッコリと盛り上がっています。

 それもそのはずです。スカートの奥からは、ほんの薄い翳りがあるだけの、私の大事な部分が見えるのですから。

 初めて家で坂崎クンに出会って以来、私は彼の前で下着を穿いていたことがないんです。

 あの日以来、病みつきになって、家の中ではほとんど下着を穿かずに過ごしていました。ショーツを着けるのは夫が居るときと、生理中に寝るときくらいです。

 普段外出するときだけは穿いてましたけれど、坂崎クンの部屋に遊びに行くときは、何時もノーパンでした。

 だからきっと彼は、私が全然パンツを穿かないと思っているかもしれません。

 彼の期待に反せず、何時もこうやってあそこを見せつけているのです。

 彼の生唾を飲む音が聞こえました。

 私が彼の顔を見ると、いつものように慌てて低い視線を泳がせます。

 「まだよ。ちょっと待っててね」。

 娘の口が疎かになると、私はそう言って、授乳を終え、手早くおむつを取り替えます。

 座布団の上に寝かしつける頃には、瑠美はすっかり寝入っています。

 我慢しきれなくなった彼が私にまとわりついてきました。

 一回貪るようなキスだけすると、私は彼を押しとどめます。

 「まず、オッパイを吸って、でないと畳がビショビショになっちゃうわよ」。

 改めてブラのカップを降ろし、まだ白い雫の滴るオッパイを彼に差し出します。

 彼も私の母乳の味が気に入ったのか、ゴクゴクと積極的に飲んでくれます。

 私は彼の頭を撫でたりしながら、母乳を吸われる快感に浸りました。

 でも、赤ちゃんに吸われるのとは全然違う感覚が次にやってくるのです。

 お乳の張りがすっかり収まるくらいになる頃、彼の口は乳首を吸う力が弱くなり、代わりに舌で突端を転がし始めるのです。

 そして、オッパイを抱えていた手が次第に次第に降りて行き、太股を這い始めます。

 無防備の私の股間に彼の手は易々と辿り着き、少しはみ出た薄い花びらを擦り上げます。

 いたずらな指先が、突起の真珠を弄り始めたころには、彼の口は完全にオッパイを離れ、再び私の唇を貪っていました。

 彼の指が花びらをかき分け身体の中に入ってくるのを感じると、既に濡れそぼった蜜壺から夥しい粘液が溢れ出します。

 ヌチャヌチャと嫌らしい音が部屋に充満する頃には、私は完全に一匹の雌になっていました。

 ホックを外すのもまどろっこしく全裸になり、彼の攻撃を待ちわびます。

 彼もすざましい勢いで服を脱ぎ捨てます。全裸の若い肉体の真ん中には、弓反りになった分身がそそり立っています。

 この頃の彼は、自分の部屋ということもあるのでしょう、躊躇なく私に覆い被さります。

 もうこれ以上前戯なんて不要です。私は、彼のモノを握りしめ、すぐさま下半身の入口に導きます。

 誘導を受けた筒先は、迷うことなく私の中に割り入ってきました。そして、直ぐに摩擦運動が開始されます。

 私のあの部分は、強烈に彼の分身を締め上げていました。

 「これじゃ、彼も直ぐにイッちゃう」。

 頭の片隅では、そんなことを思っていましたが、身体が勝手に収縮してしまうんです。

 ほんの何分かの出来事のはずですが、私の思考もどこかへ吹き飛んでしまいました。

 「うっ」。

 彼の声とともに、膣内に怒濤のように噴流が注ぎ込まれました。

 ぐっと押しつけられたお互いの下半身は、これでもかと言わんばかりに、ギュウギュウと噛み合っていたのです。

 暫しの朦朧から解放されると、彼のものを口できれいにしてあげてました。こんなこと夫にもしなかったんだけど。

 私の方は、自分でティッシュを使いました。彼は、それをボーっと眺めてたりします。

 「凄く良かったけど、楽しいことはアッと言う間ね。でもまだ時間あるし、またオッパイでも飲んで、元気出してね」。

 目が合うとちょっと恥ずかしいので、そんなことを言ったりします。

 アパートに来たときは、たいてい二回以上していました。

 まだ、娘が寝ているのを良いことに、また、雫の滴りだしたオッパイを突き出してみせます。

 そう、第二ラウンド前にも、母乳を飲んでもらうのが決め事だったんです。



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