真昼の情事/官能小説

  ミルク宅配便

                        蛭野譲二

   9.お風呂で


  
 服をハンガーに掛け終わると体勢を変え整えて、また「授乳」の再開です。

 私も椅子に座ってお互いの膝が擦り合うように寄り添いました。そして、オッパイを抱えて差し出します。

 彼は、直ぐに母乳を飲み始めましたが、さっきまでのように一生懸命は吸ってくれませんでした。

 私の方はまだ十分にお乳が出る状態だったんですけど、彼は私の太股の方が気になってるみたいです。

 「もっと舌を・・・」。

 彼の手を掴んで身体を胸に引き寄せるようにします。そして、その掴んだ手を私の膝の上に載せたんです。

 そうしたら、彼の手がもぞもぞと動き出しました。

 何で急に積極的になったのかなと思ったんですけど、原因は私の言葉にあったのかもしれません。彼は「舌」を「下」と勘違いしたみたいです。

 でも、それをいいことに私は少し膝を開いて行きました。

 彼の掌が内腿に沈んで行きます。口の方はもうほとんど吸っていませんでした。乳首はくわえたままで、舌で転がし始めました。

 もう乳首はコリコリに堅く立っていましたし、子宮も疼いています。

 私は自ら右のオッパイも出して、自分で乳首を弄り始めていました。突端からはまたミルクが滲み出ていて、ちょうど潤滑油のようで、いい感じになっています。

 その姿を見てか、彼の股間の手はいよいよ大胆になってきました。

 ゆっくりと、しかし着実に太股を這い上がってきます。

 私は、もうかなり膝を開いていました。彼の手が十分に足の付け根に来れるくらいに。

 そして、とうとう彼の指先が一番奥の部分に触れました。

 と、彼の手がぴくっとして止まってしまいました。

 無理もないかもしれません。彼の指が捉えたのは、パンティーの生地ではなく、しっかり湿り気を帯びた、生のお肉だったんですから。

 この時まで私もすっかり下着を穿いていないことを忘れていました。

 彼は目を上げて私の様子を伺うようにしてました。

 「いいのよ。そのまま弄って」。

 言い終わると直ぐに、彼の手は活動を再開しました。薄く毛に覆われた部分を優しくなで、ついには二枚の花びらをつきとめられてしまいました。

 既に花弁の間からは恥ずかしいくらいの体液が溢れていました。

 それを感じ取ると彼の指は、遠慮を忘れたように、私の身体の中に割り入ってきます。

 私は私で彼の頭を抱え込んで、ぎゅうぎゅうとオッパイに押しつけていました。

 乳首を貪る口の動きが激しくなると同時に、身体の中の指も激しく動き回ります。

 「あっ、あーっ」。

 私は彼の指で軽くイッしまいました。


 「ね、お風呂沸いてるの。シャワーだけでも浴びてくれない?」  次を期待するように目を輝かせた彼に、そう言いました。

 何も汗くささを嫌ったわけではありません。もうこの時は、私の頭の中はあのことで一杯でした。ただ、夫と愛し合っているベッドでの行為には躊躇いがあったのです。

 ウチのお風呂場は結構広くて、大人が寝転がるのに十分な広さがあります。娘ができてからは、洗い場一面にマットも敷いてありました。

 どうせミルクも漏れ出すから、お風呂場で次の段階に行こうと思ったのです。

 一旦、彼をお風呂場に案内して、娘のおしめをチェックしました。

 瑠美は、すやすやと寝ていて、まだ暫くは目を覚ましそうにありませんでした。

 リビングに戻り、ブラを外しながらさっき座っていた椅子を見ると、そこにはベットリと粘液が着いていました。それを見るとまた恥ずかしさがこみ上げてきます。

 椅子をティッシュで拭い、スカートを降ろします。股間から流れ出たお露は、膝下にまで伝っていました。急いでそれも拭います。

 「ねえ、入ってもいいかしら?」。

 洗面所から彼に声をかけました。

 「あっ、はい」。

 彼の返事を聞くと、直ぐにお風呂場に入って行きました。ちょうどシャワーを浴びていた彼は、全裸の私を見て目をぱちくりしています。

 今の私はオッパイが異常なほど大きいけれど、身体には前から少し自信があったんです。この頃はウエストも六十センチ以下に戻っていましたし、元々脚もきれいな方だったと思います。

 今にして思えば、何でそんなに積極的になれたのか分かりませんが、私はそのまま彼に抱きつき、唇を重ねていました。

 シャワーを浴びながら続けたキスは、まるで映画のワンシーンの様にも思えました。

 舌を差し入れると、彼も嘗め返してくれます。暫くそんなことをしていると、お腹の下の方に突起が当たっているのに気付きました。

 私はそっと手を伸ばして、筒状のものを握ります。そして、ゆっくりとそれをしごき始めます。

 「くーっ、いいー」。

 ほんの一、二分の出来事だと思います。私の脇腹の辺りに温かいものが飛び散りました。彼は、私の手筒だけであっけなくイッてしまったんです。

 ちょっと照れくさそうな顔をしていました。その時は「童貞クンかな?」と思ったんですけど、後で聞いたら随分していなかったのでかなり溜まっていただけだそうです。

 でも、私もそんなにはがっかりしませんでした。何せ彼は若いのですから。

 少し時間を置くように私も簡単にシャワーを浴び、湯舟に浸かってました。その間、彼はシャワーで頭などを洗っていました。

 横で改めて眺めてみると、彼の身体って結構いいんです。若いし、毎日身体を使った仕事をしているためでしょうか。

 ボーっと彼の身体を見ていたら、オッパイがジンジンしてきました。

 お風呂で体が温まったせいなのでしょう。お風呂の最中には、何時も母乳が漏れてしまうんです。

 この時も湯舟の中でミルクが噴き出し始めてしまいました。

 初めはモヤモヤと煙のように出ていたのですが、坂木クンがシャワーを止めた頃には、まるでジェット噴流のように乳首から白いものが噴き出していました。

 見られたらちょっと恥ずかしいなと思っていたら、目ざとくそれを彼に見つけられてしまいました。

 「へーっ、もうオッパイが溢れてきてるんですね」。

 「時間っていうより、お風呂で暖まると何時もこうなのよ」。

 私は浴槽から立ち上がりました。オッパイを押さえてもいないのに先からはシュルシュルとミルクが迸り続けていました。

 「もし良ければ、また飲みましょうか?」  彼は気を遣って、そんなことを入ってくれました。でも、ちらっと彼の股間に目をやると、彼のはかなり元気を取り戻しています。

 「それより、続きしよう」。

 洗い場に揚がった私は、節操なく溢れ出る母乳よりもエッチなことの方に頭を向けようとしていました。

 「今度は私を気持ちよくして。ねっ」。

 私は、壁にもたれて腰を下ろすと、大胆にも両膝を大きく開いて行きます。

 彼もお乳の噴き出し続けるオッパイではなく、私の下半身の方を見入っていました。

 「女の人の、ちゃんと見たことある?」。

 「そんなにマジマジとは」。

 「じゃあ、しっかりと見せてあげる」。

 両手の指で割れ目からはみ出した内側の花びらを押さえるようにして、さらに左右に広げて行きました。

 彼も膝を突き前のめりになって、あそこを見つめています。

 身体の中から、嫌らしいお露がこぼれてきます。「彼に分かったら恥ずかしい」と思うと、ますますムラムラとしてきます。

 「弄って」。

 彼は、指の指紋を押しつけるようにして触ってくれました。そして、指で円を描くように撫でていてくれていたときです。指の付け根の方が女の一番敏感なところに触れたのです。

 あそこから頭のてっぺんに電気が走りました。

 「ああん」。

 私が声を上げてしまった意味が分かったのでしょう。彼の攻め先がピンクの突起に移ってきました。

 彼の指だけで私はイキかけてしまうほどになっていました。もうほとんど考えることはできません。

 いつの間にか彼は、脚の間に潜り込むようにして、熱い部分を嘗めていました。私はされるがままです。

 舌がチロチロと中に入り、内側の壁を嘗め上げます。中からは嘗め取るのが難しいくらい大量のお露が出ていたはずです。もう我慢できませんでした。

 「来て」。

 彼の肩を押し上げて、バスマットの上に寝転がりました。

 彼は直ぐに私の上に乗ってきます。自分で握りしめたものの先を私の濡れそぼったところにあてがい、擦り付けるようにしていました。

 何度か角度を変えて、ついに彼のモノが入ってきました。

 私が受け入れると、彼は一気に腰を前後させ始めます。そして直ぐに苦しそうな表情になります。

 「もっと味わいたいけど、このままじゃ直ぐにフィニッシュになっちゃう」。

 そう思った私は、自分でオッパイ絞り出すようにしました。母乳の噴水が彼の胸板を擽ります。

 「オッパイも吸って」。

 彼には少し窮屈な姿勢でしたが、乳首をくわえてくれました。ミルクを飲み始めると腰がおろそかになって、どうにか持ちこたえたようです。

 でも、私は乳首に刺激が加わる度に、アソコがきゅうきゅう締まります。

 私が彼のをきつく締め上げたからでしょうか、ある程度オッパイを吸うと、彼は思い出したようにまた腰を使います。慣れてきたのかストロークも大きくなっていました。

 そして、徐々にスピードが上がるとともに、私も激しく高ぶってきました。

 彼が一際深く入るようになってからは、子宮が激しく突かれていました。

 もう頭の中は真っ白です。そして彼も限界に達していたのです。

 彼の突端が一番奥の所にズンと当たったときです。肉洞が少し押し広げられる感覚が伝わりました。

 次の瞬間、彼は激しく痙攣し、私の身体の中に大量のエキスを送り込んできたのです。

 触覚的に樹液の注入を感じたのは久しぶりのことでした。それだけ彼の量が多かったのです。

 彼が達してからも肉茎の痙攣は暫く続いていました。こんなに長い間射精し続けられたのも初めての経験です。

 出産後、私は避妊リングを入れていたので、心おきなく彼のエキスを吸収していたのでした。



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