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健二がミルクを吸い終わると、二人とも一息着いた。
健二がソファーにどっかりもたれていると、枝美子が身体を斜に倒して、ティッシュペーパーに手を伸ばす。
そのとき枝美子は、身体のバランスを取るために左の膝を少し上げていた。
健二からは、半分捲れ上がったスカートの中がもろに見えた。
スカートの中の状況を理解することによって、健二は驚きとともに、さっきまでの疑問が吹き飛んでしまっていた。
なんと、枝美子はスカートの下に何も穿いていなかったのである。
股間には縦の亀裂までがはっきりと見える。
健二が思わず「あっ」と声を出すと、枝美子が振り向き、その理由をすぐに察した。
枝美子は慌てて膝を降ろし、スカートの裾を戻すと、作り笑いをした。
「今日は見えちゃったわね」。
特に怒る様子もない枝美子を見て、健二は「えっ、パンティーは?」と、つい口に出してしまった。
「実はね、いつも穿いてないの。もう、何年も穿いたことがないの。でも、これは内緒にしてね」。
枝美子は微笑みを絶やさないように答える。
「もしも、約束を守ってくれるなら、もっとじっくり私の身体を見せてあげる」。
枝美子の問いかけに、健二が大きく頷く。
「じゃあ、二人だけの内緒ね」。
枝美子がソファーに斜にもたれかかる。
次の動作を待つように健二が無言で枝美子を見詰めている。
枝美子はゆっくりと左の膝を上げ、左足をソファーの上に置いて、立て膝の格好をとる。
健二からは、枝美子のスカートの中が丸見えになり、口を開いた縦の割れ目までが確認できる。健二は、瞬きもせず枝美子の女の部分を見詰めていた。
「もっと近くにきて、見ていいのよ」。
枝美子が囁くと、健二は前のめりになって枝美子の股間を覗き込んだ。
「女の人の、見たことある?」。
枝美子が問いかけると、健二は強く首を振る。
「じゃあ、もっと見せてあげる」。
枝美子は股間に両手を伸ばして、花弁を広げて見せた。
ピンク色をした女の部分は、内側の唇までが開いていて、その中が少し窪んでいる。
その真ん中辺りに小さな穴があり、その下に濡れたようにテカった少し大きな穴が開いている。
健二が枝美子の女を見詰めたまま生唾を飲み込んだとき、少し大きな穴の奥の方がうごめいた。
そして、ドクッと脈打つように穴の奥から透き通った液体が溢れ出てきた。
「あっ、何か出てきた。オシッコ?」。
健二が呟くと、枝美子は吹き出すように笑ってしまった。
「違うわ。これは愛液と言って、滑りを滑らかにするためのお露なの。女の人は感じてくるとこのお露が出てくるの」。
「じゃあ、感じてるの?」。
「ええ、少しだけね」。
枝美子が答え、さらに内側の唇を大きく広げる。
「今お露の出てきたところに指を入れてごらんなさい」。
健二は恐る恐る右手の人差し指を突き出し、ゆっくりと枝美子の体内に指を沈める。
その瞬間、枝美子にゾクッとする感覚が走る。
「温かい」と健二が呟き、指を引き抜いた。指先に絡み付いた液体は糸を引き、なかなか切れなかった。
「もう一度入れて」。
健二は指を再び差し込み、感触を味わうように指を動かし、壁を擦り始めた。
枝美子は、その異物感に本気で感じ始めていた。
ドクドクと湧き出す粘液は、健二の指の動きに合わせて溢れかえり、会陰を伝ってお尻の方まで流れ出していた。
「もう、我慢はできない」。
枝美子はそう思うと、「さあ、来て」と、健二を立たせ、夢中でズボンのベルトをはずしにかかった。
健二の股間も今にも爆発しそうに膨れ上がっている。
手早くズボンとパンツを脱がすと、健二を引き倒す。
腕を下に伸ばして健二のモノを掴み、女の入り口に誘導する。
洞窟の入り口で男根を少し擦りつけて粘液を塗すと、腰を押し付けるようにして、健二自身をスッポリと体内に飲み込んだ。
健二は、女の中の熱さを否応なく感じ、激しく腰を突き上げてくる。
二人は一気に昇り詰める。
健二が「うっ」と声を出した瞬間、大量のほとばしりが枝美子の中にぶちまけられた。
枝美子は身体の中に熱い勢いを感じ、さらにそれを絞り取るように締めつける。
二ヵ月ぶりに吸い込んだ男の精が身体に滲み込むように感じられ、身体全体を痙攣させていた。
放心状態から戻ると、枝美子はティッシュペーパーで濁った粘液の垂れ出ている女の部分を拭っていた。
それを健二は無遠慮に眺めている。
そして、あらためて気付いたように「あれっ、毛は無いの?」と疑問をぶつけてくる。
「叔父さんがこの方が好きだったから、全部抜いてしまったの。おかしい?」。
枝美子は頬を少し赤くしながらもそう答えた。
「いいえ。とっても綺麗だし、素敵です」。
お世辞とはいいながら健二の褒め言葉に、枝美子も内心安心し、とても嬉しくなった。
結局、この日はあまり片付けはせず、翌週の日曜日も健二が訪れることになった。
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