|
芝生の広場で昼食を取ることにした時には、枝美子はへとへとになっていた。
しかし、この時以降も枝美子は気を緩めることはできなかった。
健二が陣取ったのはベンチではなく、広場の端の方で、シートを敷いて芝生の上に直接座ることになったのである。
サンダルは履いたままにさせられたので正座するわけにも行かず、膝を抱えるか、横座りするしかなかった。何れにしても太腿を浮かす格好にならざるを得ず、見る角度によっては素通しの股間を覗かれてしまう。
枝美子は人の居る方を背にして、健二と斜に向い合うように座ろうと思った。
しかし、元々少しでも屈めばお尻がはみ出してしまう格好である。健二の方を向いたまま屈み込めば周囲の人達にノーパンのお尻を晒してしまうことになる。
やむを得ず一旦健二に背を向けて屈み込み、腰を下げてから向きを変えることにした。
枝美子が屈み込むと、健二の目の前に陽光を浴びた裸のお尻が丸出しになる。
「何だ、愛液で膝の下までグッショリじゃないか」。
健二の声に振り向いた枝美子は体のバランスを崩し、シートの上に尻餅を着いてしまった。
軽い生地の襞スカートは、その風圧でフワッと捲れ上がってしまい、周囲の注目を集めてしまった。
パンティーを穿いていないことを気付かれたかもしれない。短いスカートの裾を押さえたまま枝美子は食事どころではない。
一方、健二は用意したバスケットを広げると、鼻歌気分で食べ始めていた。そして、枝美子のカーディガンのボタンをまた勝手にはずし始める。
枝美子は「待って」と両手で胸を押さえる。しかし、もともと胸の辺りが突っ張り切っているカーディガンのボタンは、はずす方がそれを阻止するよりもはるかに簡単だった。
健二は取り合わずボタンをはずし切り、ブラジャーに包まれた巨大な乳房を露にする。
「どうせもうミルクが溢れ出してるんでしょ」。
健二の言うことは確かだった。観念して枝美子は乳房を引き出すが、周囲の人に見られるのではないかと気が気ではない。
パンパンになるまでに膨らみ切ったオッパイを搾ると、コップの中には泡立ちながら勢い良くミルクが注がれる。
先程の東屋で健二があまりたくさん飲まなかったためか、コップに二杯目のミルクを搾っても、乳首からは自然に乳汁が噴き出し続けていた。
そのため暫くは乳房をブラジャーに完全にしまい込めず、乳首だけをカーディガンの縁から露出させたままにせざるを得なかった。
サンドイッチを頬張りながら健二は、枝美子の乳首を摘んだり、たまには直接口に含んでオッパイを吸ったりして、一人楽しく食事をしていた。
「そうだ、ここにもお数があったんだ」。
そう言うと、枝美子の太腿の間に指を差し入れ、先程詰込んだウインナソーセージを穿くり出す。
下手に抵抗して、またスカートを捲れ上がらすわけにも行かず、枝美子は背後を気に掛けながらも、されるがままになるしかなかった。
健二のベトベトの指がウインナを引き出す度に身体は、ダラダラと夥しい粘液を滴らせるのだった。
食事を終えると、早々に広場を引き上げることにした。
枝美子は、早く逃げ出したい思いで、他の行楽客の横を通り抜ける。全ての人達が自分に注目しているように思えた。
「この中には、スカートの中を見てしまった人も居るかもしれない」。
そう思うと、居たたまれない気持ちはさらに増してくる。
事実、全員ではないにしろ、多くの男女の視線が枝美子の巨大な胸と、際どいスカートの裾に注がれていた。正に晒し者の状態が続いていたのである。
|
|
|