真昼の情事/官能小説

  賄い付き下宿

                        蛭野譲二

   46.究極の絶頂


  
 綾さんは痙攣が納まっても、割れ目から夥しい愛液をたらし続けていた。

 死んだようになっているのにオッパイの頂からも母乳の雫も溢れ続けていた。

 ちょっと心配になって、添い寝するように寄り添ったんだ。

 「ねえ、綾さん。大丈夫?」。

 軽く揺すってみた。

 「う、うん」。

 気が付いたみたいだ。

 考えてみれば、俺が行かずに綾さんだけが激しく行ったのは初めてだったかもしれない。

 それを思うと、何か俺だけ、おいてきぼりのような気にもなってきた。

 「綾さんだけ、気持ち良くなってるなんてずるいな。次は僕を気持ち良くしてよ」。

 「えー、どうするの?」。

 まだ、朦朧としている彼女にかまわず、馬乗りになる。

 「さっきはカエルだったけど、今度は僕のを挟んでよ」。

 彼女のお腹の辺りにケツを下ろすと、真上を向いて聳え立っているオッパイの間に、俺の愚息を置いた。

 両手で軽くオッパイを寄せ付け位置合わせをする。

 いい具合の配置に収まると、俺は腕を後ろ手に回して、綾さんのアソコを撫で上げるようにしたんだ。

 「あん」。

 彼女は軽く声を上げたが、なにも愛撫するつもりじゃなかった。

 滑りを良くするために、指の腹にべっとりと付いた粘液を肉棒に擦り付けたんだ。

 もう一度、オッパイを両手で寄せ合わせた。カエル同様、俺の愚息もすっかりオッパイに隠れてしまった。

 「さっ、綾さん。こんな風に挟みつけてよ」。

 「えっ、こうかしら」。

 白い手が自らのオッパイに添えられる。

 悩ましいオッパイの圧迫を感じると、愚息は見る見る成長していった。

 「うん、じゃあ、そうやって押さえててね」。

 俺は、綾さんの上で腰を突き出してみた。

 オッパイの温かさと摩擦を感じると、俺のは、弾けそうなほどに固くなっていた。

 初めのうちは、ゆっくりと腰を前後に動かした。

 オッパイは横から押さえられているから、密着感がある。

 その感覚は、もちろん女性器の中に居るのとは違うが、オッパイのツルンとした見た目とも異なり、それなりに起伏を感じるんだ。

 特に綾さんの場合、オッパイの中に母乳が溜まっているしこりのようなものが在ったからかも知れない。

 ただ、それがすごく良くって、竿からカリにかけてビンビン効いていた。

 暫く腰を前後させいてるうちに、綾さんもオッパイを揺さぶり始めてくれた。

 ブルンブルン揺れる小山の頂上からは、乳白色の溶岩が噴き出る。

 俺もオッパイを鷲掴みにする。

 乳輪の下辺りを摘み上げると、白い飛沫が迸る。

 親指の方を少し強めにしてピンクの領域を捻りあげると、白汁は巧い具合に胸の谷間へ流れ落ちた。

 潤いを増した乳洞は、きつく締め付けながらも俺の進退を助けてくれた。

 強く腰を突き出すと、オッパイの陰から僅かに鈴口が覗く。

 「綾さん、舐められる?」。

 「えっ?」。

 「僕の先っぽが出てきたら舐めてよ」。

 「こう?」。

 首を引き起こし、形のいい唇から舌が伸び、チロリと舐めあげてくれた。

 「うっ」。

 そのこそばゆい感触に、つい俺は声を漏らしてしまった。

 俺が感じたのを知った綾さんは、腰を突き出すたびに、淫らな舌を伸ばして俺を攻め立てる。

 もう少し間持ちをさせたいと思ったとき、バイブレーターのことを思い出したんだ。

 繭玉型の本体は、綾さんの中に埋め込まれたままだった。

 コントロールボックスを探り当てると、弱になっていたスイッチを強に切り替えたんだ。

 「あん」。

 やはり綾さんの身体は、確実に刺激の変化を感じ取っていた。

 ジクジクと零れ出ていた母乳の勢いが強まって、白い噴水が高く上がり始めるんだ。

 試しに、バイブを弱くすると、心持ち噴き上がりが弱くなったりする。

 そんな遊びを交えて、暫くは持ちこたえられた。

 だがそれも限度にきていた。

 「綾さんのオッパイがあんまり温かくて気持ちいいから、もう出そうだよ」。

 「私もオッパイで駿くんを感じられて、嬉しいわ」。

 「うっ、ほんと出そうだ」。

 綾さんは、俺が腰を押し出す度に、チロリと先っぽを舐めてくれていた。

 我慢できず、腰の動きを速めていったんだ。

 「いいわ、来てちょうだい。駿くんの、味わいたいから、咥えさせて」。

 「うっう、口の中に出していい?」。

 「ええ、さっ、ちょうだい」。

 「うっ、行くよう。うっ、うう」。

 俺は、体を浮かせ、ちょうどオッパイの上に座るような位置に移動して仰け反った。

 彼女は、俺の放蕩息子を素早く咥え込み、樹液を飲み下してくれた。

 暫くは咥えっ放しで、後から出てくる青汁も全部吸い出されるような感覚だった。


 俺がベッドに沈んだ後も、綾さんは俺の放水管を愛おしむようにに舐めあげてくれていた。

 「さあ、もう大丈夫、綺麗になったわ。それより、落ち着けないの。中からアレ、出して」。

 バイブを突っ込みっ放しなのを思い出した。

 コードを引っぱり、繭玉を引き抜くと、残っていた粘液がまた流れ出てきた。

 「もう、機械はいいわ。後は、駿くん自身が来て。今日だけは、本物の駿くんをいっぱい感じたいの」。

 「ごめんなさい。いい気になって遊んじゃった」。

 「うんう、怒ってなんかいないの。『好きにして』って言ったのは私からだもの」。

 「ありがとうございます」。

 「うふ、何殊勝になってるの?。それだったら私が好きなようにしてもらっちゃおうかしら」。

 「どんな風にします?」。

 「そーねー。駿くんの男らしさと子供っぽさを同時に感じたいな」。

 「て、言うと?」。

 「若いんだから、もうちょっとしたら元気になるでしょ?」。

 綾さんの手が俺の分身に伸びてきた。軽く握ると、優しく微妙なタッチで先っぽを撫でている。

 「これをしっかり使ってちょうだい。今夜、駿くんが出せる限りを全部私の中に出して。その代わり、オッパイから出てくるミルクをいっぱい飲んでね。できれば一緒に、ね」。

 「今日は生で、いいんですもんね?」。

 「そのことだけど、本当は謝らなきゃいけないの」。

 「えっ?」。

 「実はねえ、初めて駿くんとこんな関係になった後、IUD入れたの」。

 「IUD?」。

 「そう、避妊リングとも言うんだけど…。紐の付いた海草みたいな形のを今も入れてあるの。だから、コンドームなんてしなくても大丈夫だったの。『女の子のため』とか言ってたけど、本当は自分の逃げにしてたのかもしれないわ」。

 「あれはあれで、僕の方は、けっこうためになりましたよ。じゃあ、今日は遠慮なく僕のミルクをご馳走しますよ」。

 「あら、頼もしい。あっ、もうしっかり元気みたい」。

 暫しの会話の最中も綾さんのハンドサービスは続いていた。確かにもう、臨戦状態だった。

 軽く口づけして、静かに身体を横たわってもらった。

 太股を開くと、雨上がりのように濡れそぼった洋蘭が再び全貌を現す。

 その花びらを目一杯引き広げ、綾さんの下の口にもキッスを浴びせた。

 それに応えるように、花はさらに蜜を溢れさせる。

 ドロドロになった花芯に中指を突っ込んで、掻き回す。

 クッチャクチャと、淫靡な音がはっきりと聞こえた。

 「あれ、綾さんのココって何でこんなにねちっこい音がするの」。

 「いやん、恥ずかしい」。

 さらに、突っ込めるだけ奥に指を入れて、激しく中で暴れさせた。

 「あん」。

 もちろん綾さんを喜ばそうとも思って、そんなことをしたんだが、このときはもう一つ狙いがあった。

 彼女が入れていると言うIUDの紐を探り当てたいと思ったんだ。

 ところが、指先はかなり奥を探っているはずなのに、紐らしき感触は全然分からなかった。

 どさくさ紛れに両手の人差し指を突き立て、秘窟をグイと広げてみる。

 指の間に二センチくらいの隙間ができると、オシッコの穴の下に深い洞窟の全貌が見えてきた。

 綾さんの体内は、まるで鍾乳洞の様で低い天井がヒクヒクしていた。

 何とか洞窟の一番奥まで覗けると、細い糸のようなものが出ているようにも見えた。ただ、それほどはっきり確認できたわけじゃない。

 「えっ、どうしたの」。

 アソコに指を突っ込んだまま動かなくなっていたため、綾さんが声をかけてきた。

 「あんまりにもビチョビチョなんで、お汁が湧いて出てくるのが見えるかと思ったんだ」。

 「やだー」。

 「だけど、中がもうで床上浸水状態で、それどころじゃないみたい。綾さんの中って、いつもこんなにびしょ濡れなの?」。

 「やだー、恥ずかしい」。

 「答えないってことは、そうなんでしょ。さては、いつもパンツ穿いてないのは、お汁が染み出て、お漏らし状態になるからでしょ」。

 「いやーん、違うったら」。

 「ミニスカートばっかり穿いてたのも、ココに風当てて、お汁を乾かしやすくしてたんでしょ」。

 「そんなんじゃないわー」。

 「まだ白状しないかー」。

 俺は再び彼女に入れた二本指を激しく動かした。

 「ああーん。駿くんに…。駿くんに気に入られたかったのー」。

 その言葉は、素直に嬉しかった。だが、俺はさらに言葉嬲りを続けていた。

 「それでミニスカート穿いてたのは解るけど、ノーパンなんか普通に気が付くはずないじゃないですか。そうすると、水道修理の工具箱を出してきたときは、わざとスカートの中を見せ付けてたんだ」。

 「あれは、偶然よー」。

 右手の指を三本ねじ込んで、襞々を掻きむしった。

 「あっ、あーん。本当よ。下、穿かないの好きだったの。でも、いつかは気が付いてくれると思ってたの。あーん、許してー」。

 パソコンの日記の中に書かれていた事は、やはり全て正直な綾さんの気持ちだったのが良く解った。

 「まだ、許すもんか。今日は最後の一滴まで、綾さんの中に流し込んでやるからなー」。

 「あん、あーん。来てー。最後までちょうだい。指だけじゃなくて、駿くんのアレをちょうだーい」。

 手の甲までベトベトになった指を引き抜き、体勢を変えた。

 仰向けになった彼女の膝の間に割り入ると、一気に砲身を中に差し入れる。

 先ほど来の夥しい粘液のために中は、ぬかるみ状態で、ブツはズブズブと音を立てて入り込んでいった。

 綾さんの中は火傷しそうなくらい熱かった。そして、想像通りの強烈な締め付けが襲ってきた。

 ちょっと気を抜くと、もう二回出してるにもかかわらず、直ぐに爆発しそうな勢いだ。

 そのとき「オッパイも一緒に」という綾さんの言葉を思い出した。

 俺は屈みこんで、魅惑的な巨乳にむしゃぶりつく。

 ただ、一気に乳輪を吸いたてはしなかった。

 小玉スイカみたいなバカでっかいオッパイを裾から舐め上げていった。

 先ほど母乳をしこたま塗りたくっていたためか、全体に甘い味がした。

 少し下半身が落ち着いてから、また抽送を再開する。

 それに応えて、綾さんの肉洞は、グイグイ締まってくる。

 切っ先の緩みを感じる度、自らの気をそらすように、身体を屈ませて巨大なオッパイを嘗め回した。

 両手でしっかりオッパイに掴まると、ピンクの頂から白汁が滲み出る。

 何度か暴発の危機を乗り越えた後、湧き上がる母乳の魅力に耐えかねて、突端のさくらんぼを咥えた。

 思いっきり吸い上げると、期待通り、いやそれ以上にたくさんのミルクが吹き込んできた。

 そして、それと連動するように、下半身がいっそうきつく締め上げられた。

 「うわっ、綾さん、きついよー」。

 「あーっ、オッパイも下も気持ちいいわー」。

 何とかピストン運動を続けていたが、竿の先が潰されるような感触はたまらなかった。

 オッパイを捻り上げ、また綾さんの母乳を飲み下す。

 すると一物を根元から絞り取るような締め付けが襲ってくる。もう気を逸らすどころじゃない。本当に限界だった。

 「くーっ、そろそろ行きますよー」。

 「あっ、ああー。感じるわ。これが生の駿くんなのねー。来てー」。

 「うっ、行きますよー」。

 「ええ、来て。でも、オッパイも思いっ切り吸ってー」。

 「ぶちゅ、あぐ」。

 「あんん、下も突いてー。串刺しにしてー」。

 「うっ、うっ、くーー」。

 「あーん、もっと逞しい駿くんを感じさせてー」。

 「うっ、うっ」。

 「あっう、子宮が壊れるくらい突き通してー」。

 玉が潰れるほどガンガン突きまくった。

 「オッパイも吸ってー。乳首噛んでー」。

 肥大し、伸びきったピンクのニップルにコリコリと歯を当てると、吸ってもいないのに母乳が飛び込んできた。

 それを吸いたてると、俺の愚息は、全体を握り潰されそうなくらい締め上げられる。

 「うぐ。くーー」。

 「ああん、壊れてもいいから思いっきり突いてー。オッパイも吸ってー」。

 「うぐ、も、もう本当に行きますよー」。

 「あ、あ、あーん。いーー。行ってもいいわー。オッパイ吸ったまま、来てー」。

 「うっ、うっ。くー、絞まるー」。

 俺は、両手でオッパイを掴み上げ、さらに深くかぶりついた。

 乳輪に押し付けるように歯を立て、カリカリとピンクのエリアを攻め立てる。口が頂点にを極めると、まだ潤沢に母乳を滴らせるさくらんぼを思いっきり吸引した。

 「あっ、いーー。もっと噛んでー。オッパイ食い千切ってもいいからー」。

 「んぐ、も、もー限界だー」。

 「あーん、私もー。出してー。オッパイ噛んだまま、中に出してー」。

 「うぐ、うぐー。っおーー」。

 「あっ、ああーーー。来てる、来てる、中に来てる。駿くんのミルク、いっぱいちょうだいーーー」。

 俺は、スペルマを迸らせながらも、綾さんのオッパイを吸い続けていた。

 オッパイは、要求に応えるように、甘い命の水を噴出し続けていた。

 その間中、下半身は痙攣するほどにグイグイ締め上げられていた。

 精を出し切ると同時に、最後の力を振り絞って母乳を吸いたてる。後は頭の中が真っ白になっていった。



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