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俺は、自分の部屋の隣の部屋で暫く待っていた。
二年近く暮らした部屋の方は、梱包した荷物だらけだったんで、綾さんが開けてくれた隣の部屋に布団だけ敷いてあったんだ。
ティッシュペーパーが無いことに気がついて、自分の部屋の方に戻ったとき、さらにコンドームを用意してないことを思い出したんだ。
少し荷物の中を探してみたんだが、何処に仕舞い込んだのか分からなかった。あるいは、ちょうど使い切ったのかもしれなかった。
そう思いつくと、急いで買いに行くことにしたんだ。
財布だけもって部屋を飛び出し、階段に回りこんで降り始めたとき、綾さんと鉢合わせしてしまった。
そのときは「ともかく要るものが無ければ始まらない」と思っていた。
「あっ、ちょと買い物してきます」。
それだけ言って、綾さんの横をすり抜けて、一階に下りて行ったんだ。
「あっ、駿くん。アレでしょ?今日は無くてもいいから、上がってらっしゃい」。
その声に俺は立ち止まった。
「えっ、いいんですか?」。
「今日は、大丈夫なの。だから、ね」。
言葉に引かれるように回れ右をすると、階段の途中に立って上体を捻るようにした綾さんが目に入った。
それまでに見たことのないピンクのネグリシェを着ていた。
その姿を眺めた途端、ゴムがどうだのなんてことは頭の中からすっ飛んでいった。
ネグリジェは、かなり薄い生地でてきていて、ピンクの生地を通して艶かしい身体が透けて見えるんだ。
しかも、丈は、やけに短い。
前屈みになった上体に裾が引き上げられて、綺麗な脚線からあのプリプリのヒップまでがほぼ完全に露出していた。
もちろんパンティーなんて穿いてないから、むっちりとしたお尻の下のには、僅かながら亀裂も見えたんだ。
たまらず俺は、階段を駆け上がり、そのまま綾さんにタックルしていた。
「きゃーん」。
綾さんは、ちょっとビックリしたようだったが、構わず抱きかかえていた。
左腕を細いウエストに回し、右手はネグリジェの裾からヒップに回し、お尻の肉を激しく捏ね回していたんだ。
右手の指先は、直ぐにお尻の割れ目に伸びて行き、彼女の一番敏感なところを弄りにかかった。
プヨプヨの内花弁は、既にじっとりと湿っていた。
その間を掻き分けて、いよいよ指が洞窟に達しようとしたときのこと。
「あん、ここじゃ危ないわ」。
俺も、階段の途中で痴戯に走っていることを思い出した。
一旦身体を離し、綾さんの手を引くようにして布団のある部屋へと移動する。
戸を開けて、俺が部屋に入ると、続いて綾さんが入ってきた。
だが、彼女はサンダルを脱がず、入り口の辺りで首を回すような仕草をしていた。
「駿くん。ここって、ちょっとカビ臭いわね」。
「えっ、そうですか?」。
俺はあんまり気にしていなかったんだが、綾さんはそうではなかったようだ。
「ごめんなさい。こんな部屋で一晩過ごしてもらうなんて、申し訳なかったわ。やっぱり部屋は使ってないとダメね」。
「僕は別に気にしてないですよ」。
「でも、駿くんにとって、この下宿での最後の一夜でしょ。カビ臭い部屋は思い出になって欲しくないもの。そうだ!今夜は私の部屋に来て」。
「えっ、いいんですか?」。
「朝まで一緒に居ましょ。その代わり、私が大いびきかいて寝てたとしても内緒にしてね」。
明るく笑った綾さんの顔を見て、俺の気持ちも弾んだ。
早速に二人して、下に降りて行ったんだ。
綾さんの寝室に入るのは初めてだった。
部屋の中には、セミダブルのベッドと三面鏡、それに箪笥などが置かれていた。広さは八畳くらいあっただろうか。
ベッド脇にはサイドテーブルが在り、その上にティッシュペーパーや目覚まし時計、それに搾乳機が置かれていた。
寝る前や朝に、ここでも母乳を搾っていたんだろうか。
それと面白いことに、ティッシュの箱の脇にカエルの人形もちょこんと据えられていたんだ。
以前は、リビングのテーブルの上に在ったはずだったが、寝室に持ち込まれていたわけだ。
それを見たとき、パソコンの日記に書かれていた「カエル」の意味が解った。
だとすると何処かに自らの身体を慰めるための「機械」もあるはずだ。
ただ、それは流石に容易には見つからなかった。
窓際には、洗濯ハンガーにブラシゃーが四枚ほど掛けられたままになっていた。
一際大きなカップにあしらわれたレースが艶めかしかった。
「あら、やだー。恥ずかしいから、あまり見ないでー。ブラは外に干せないのよー。下着泥棒に遭ったこともあるし、これだけカップが大きいと他人に見られること自体恥ずかしいのよ」。
部屋の暖房を入れて向き直った綾さんに、ちょうどブラジャーを眺めているところをたしなめられてしまった。
「駿くん。それよりこっちに来て」。
ベッドの掛け布団を大きく捲り上げると、そこに綾さんが座って手招きする。
俺もいそいそとベッドに上がり込んだ。
二人とも正座の格好で真正面に向き合っていた。
綾さんに初めてエッチをさせてもらったときのような感じだった。
否応なしに対面する彼女の姿を見つめていた。
シースールーのネグリジェ越しに、マスクメロンより大きいオッパイが二つともしっかり見て取れた。
「あっ、ブラジャー着けてないんですね」。
「ええ、そうよ。ベッドに入るときだけは、着けないの。本当は寝るときくらいは、ブラジャーみたいにオッパイもはずしてしまいたいくらいよ。でも、そうも行かないのよね」。
「寝ててもやっぱり重いんですか?」。
「そうね。寝返り打つときに目が覚めちゃうこともあるの。変な格好で寝てるとお乳漏らしちゃうこともあるから、これでもたいへんなの。朝、シーツが冷たくなってることもけっこう有るのよ」。
「じゃあ、やっぱり初めはオッパイ飲みましょうか?」。
「あ、嬉しいな。じゃあそうしてくれる?」。
綾さんは首の下のところにあったネグリジェの紐を解き始めた。
紐は簡単に解け、胸のところが大きく開いていった。
直に見え始めた巨大なオッパイは、普段と違ってブラジャーの跡も無く綺麗な球形をしていた。
ただ、スベスベの肌の表面には、青い静脈が網の目のように張り巡らされていた。
「お風呂上りだから、吸ってもらってそんなに間が無いのに、もうパンパン。駿くんに見詰められたら、ジンジンしてきちゃった」。
その言葉は、確かだった。
俺が美味しそうなさくらんぼを咥えて、思いっきり吸い上げると、オッパイの表面にサッと太い血管が浮き出てきた。
もちろん口の中には、甘くて芳しいミルクが大量に入ってきた。
綾さんの母乳は、最後かもしれないので、俺も吸い尽くさんばかりに飲んでいた。
それでも、もう一方のオッパイを吸う頃には、全部飲み干すことの無謀さを思い知らされた。
替わりに俺の腹の方がパンパンになったんだ。
それにもかかわらず綾さんのオッパイは、ミルクを湧き出させ、ピンクの頂からは白汁が滴り続けていた。
「ありがとう。だいぶ楽になったわ。まだ、垂れ出るけど気にしないで」。
再び向かい合わせに座り直した。
ちょっとかしこまったようになったんで、俺もどう攻めるか考えあぐねていた。
そのとき綾さんが優しい目で、微笑んだんだ。
「さっ、次は何をしたいの?さっきも言ったとおり、今日は何をしてもいいから、言ってごらんなさい」。
「じゃあ、スベスベのアソコをまた見せてください」。
「えへ、エッチね。でも、いいわよ。仰向けに寝ればいいかしら?」。
綾さんは、しな垂れるように横になり、隆々と聳えるオッパイを上にした。
そろえて立てていた膝に俺が手をかけると、ゆっくりと両膝を開いてくれた。
久々に見るツルツルの恥丘は、そそった。
俺は膝の間に頭を突っ込み、さらに大きく太股を広げた。
無毛の丘の下には、熟れ切った女の象徴が、まるで洋蘭のように咲き誇っていた。
「ちょっと弄るよ」。
宣言して、内側の花びらを左右同時に摘んでみる。
綾さんは、一瞬膝を震えさせたが、何も言わなかった。
両手に摘んだ薄肉は、柔らかくしっとりしていた。
それをさらに左右に引っ張ってみる。
ピンクの花弁は、ゴムのように伸び、各々五、六センチくらいに広がった。
そこまで引っ張ると、薄いピンクの中庭が全貌を現し、慎ましやかなオシッコの穴と物欲しげな女の秘窟までを晒していた。
花弁の付け根にある突起を見つけ、そこをチロッと舌先で突っついた。
「あん」という声とともに、洞窟の中が蠢き、早くもヌルヌルの液体が染み出てきた。
「綾さん、綺麗なお花が蜜を溢れさせてるよ」。
「いやん、恥ずかしい」。
舌を尖がらせ、中庭を抉るように舐める。さらに裸に剥かれた珊瑚玉を舐めあげる。
「あんん」。
声とともに、一際量を増した粘液が湧き出でくる。
女の分泌液を右手の人差し指に擦り付け、そのまま綾さんに触診を始める。
突き立てた指は、難なく蜜壷に収まり、内側の襞の感触を楽しむ。
指を抜いて、敏感な突端を弄り小突く。
池のようになった膣前庭が膨らみ、さらに大量の蜜が溢れ出る。
今度は人差し指と中指を秘洞にねじ込むと、中で少し乱暴に指を動かした。
「ああん」。
待ちきれんばかりに、指の隙間から少し濁った粘液が噴き出してきた。そして鈍く二本の指が締め上げられた。
俺は、ベッドに立ち上がると、急いでGパンを脱ぎ捨てた。ブリーフをケツから外すと、腰を落とし、足から抜き取る。
股間には、臨戦状態の砲身が奮えんばかりにおっ立っていた。
太股を広げたままの綾さんに抱きつき、少しルージュの入った唇にキスをした。
「ああん、来て」。
待ってましたとばかりに俺は一物を握り締め、丘の下の蘭の花に狙いを定める。
花弁は、俺の先っぽを感じ取ると、吸盤のように吸い付いてきた。
腰を入れると、砲身はズブズブと魅惑の体内に入り込んでいった。生で直接綾さん粘膜を感じることができたのは、三、四ヶ月ぶりのことだ。
そして、久々にあの纏わり付くようなウェットな締め付けに襲われたんだ。
綾さんの締め付けは、全く衰えてはいない。むしろ待ちわびたものを離すまいと、グイグイ締め付けるんだ。
一週間以上、麻美ともやってなかったから、暴発しそうな具合だった。
少し慎重に抽送を開始すが、奥の方のプチプチした摩擦感は、それすら許さない感じだ。
たまらず俺は、綾さんのオッパイを鷲掴みにし、ギュウッと搾り上げる。
温かい白汁が肩や胸に浴びせられた。
間髪をいれず、彼女の下半身が反応し、益々俺の分身は窮地に追い込まれる。
かといって抜き去ることもできず、俺はつながったままオッパイを咥え、生温かい母乳を吸い上げていた。
ほんの少し余裕を取り戻すと、改めて腰を前後に振動させた。
「あん、あーいいわ」。
「うー、俺も。だけど、そんなにもたないよ」。
「あん、我慢しなくていいわ。わたしも、すぐ行っちゃう」。
腰の振りを大きくしながら、俺は耐えていた。
「あーん、もう来て。夜は長いから……」。
何もこの一発が最後じゃない。俺も言葉の意味を解して、腰を激しく動かした。
「あっ、あー、来てー。でないと私だけで行っちゃう」。
「うっ、出すよ。綾さんの中に一杯出すからねー」。
「あん、ちょうだい。駿くんの一杯ちょうだいー」。
「うっ、うっ、うー」。
「あっ、あ、くる。いっちゃう。あん、出して、出してー。思いっきり出してー」。
「うぉーっ、うー」。
「あっ、あーーー」。
一際濃いヤツを流し込んで、俺は綾さんのオッパイのクッションの上に突っ伏していた。
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